サッシの雨漏りでお困りの方へ。原因別の対処法、今すぐできる応急処置、修理費用の目安、失敗しない業者選びのポイントを徹底解説。火災保険活用の可能性についてもご紹介!
サッシから雨漏りが見つかったら、放置せず対処しよう
サッシから雨漏りが見つかったら、放置せずに対処することが大切です。 放置すると、腐敗やカビの発生、シロアリ被害による建物劣化など、深刻な二次被害に繋がる恐れがあるためです。
本記事では、サッシの雨漏りの原因や応急措置をご紹介します。 修理業者に依頼する場合の費用目安や、優秀な業者の選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ただの雨漏りだと軽視せず、早めに修理して家を守りましょう。
サッシからの雨漏りは放っておいて大丈夫?
サッシからの雨漏りは、放っておかないようにしましょう。
たしかに、小規模なケースが多く、雑巾で拭き取れば一時的に問題ないように見えるかもしれません。
しかし、雨漏りを放置すると、
- 室内だけでなく建物内部にも雨水が浸入
- 壁材・床材の劣化、カビ発生
- シロアリ繁殖による基礎部分の破損
- 健康リスク(アレルギー悪化)
といった被害が広がります。 また、長期放置による修理は高額化しやすく、本来数万円で済んだ工事が数十万~百万円超に膨れ上がるケースも珍しくありません。
小さなうちに対処することが、結果的に費用も抑えるポイントです。
サッシの雨漏りの考えられる4つの原因
- コーキングの劣化
- 引き違いからの浸水
- ゴムパッキンの劣化
- 外壁のヒビ割れ
それぞれ詳しく解説していきます。
コーキングの劣化
窓周りを埋めるコーキングが劣化すると、隙間から雨水が侵入します。 一般的に5〜10年程度で劣化が進むため、設置から年数が経過している場合は要注意です。
引き違いからの浸水
2枚の窓を交差して開閉する引き違い窓には、構造上わずかな隙間があり、強風を伴う豪雨時にはそこから雨水が入り込む場合があります。 この場合、普段の雨では問題なく、台風・ゲリラ豪雨など特殊時のみ発生するのが特徴です。
ゴムパッキンの劣化
サッシとガラスの接合部に使われるゴムパッキンが劣化すると、雨水が染み込みやすくなります。 ゴムパッキンも10年程度が寿命目安ですが、日射や使用環境によって変動します。
外壁のヒビ割れ
外壁の微細なヒビ割れから雨水が内部に侵入し、サッシ周辺に漏れてくることもあります。 外壁塗装の劣化が進むと起こりやすいため、サッシだけでなく外壁全体をチェックすることも重要です。
今すぐできる|サッシの雨漏り応急処置
サッシの雨漏りを発見したら、応急処置をして被害拡大を防ぎましょう。
- 雨水を吸い取る
- 雨戸・シャッターを閉める
- 防水テープを貼る
- ビニールシートでカバーする
雨水を吸い取る
まず、雑巾や吸水シートで侵入した水をすばやく吸い取ります。 レール部分にタオルを敷きすぎると逆効果になる場合もあるため、注意して吸水しましょう。
雨戸やシャッターを閉める
外からの雨風を防ぐため、雨戸やシャッターを閉めましょう。 強風による飛来物防止にもなり、一石二鳥です。
防水テープを貼る
ヒビや隙間が特定できていれば、防水テープで一時的に塞ぐことで侵入を減らせます。 ホームセンターで簡単に入手できます。
ビニールシートでカバーする
もし外壁側やサッシ全体から浸水している場合は、ビニールシートで外から広く覆い、防水テープや重石で固定する方法もあります。 大雨時など急場しのぎに非常に効果的です!
サッシの雨漏りの修理を業者に依頼するときの費用相場
応急処置をした後は、本格的な修理のため専門業者に依頼しましょう。 費用相場の目安は以下の通りです。
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
コーキングの打ち替え | 3万〜25万円 |
サッシの交換 | 3万〜50万円 |
外壁のヒビ割れ補修 | 5万〜150万円 |
外壁塗装 | 60万〜160万円 |
※費用は建物の状況や修理範囲によって変動します。
✅ 小規模なコーキング修理だけなら比較的安価で済みますが、 外壁の広範囲補修やサッシ交換が必要になると高額になることもあるため、 放置せず早めの修理がコストを抑えるコツです。
✅ 小規模補修なら工事期間も半日〜1日程度で完了する場合が多く、生活への影響も最小限です。
優秀な雨漏り修理業者の選び方
業者選びで失敗しないためには、以下のポイントを重視しましょう。
- 調査をして原因を特定してくれる
- アフターフォローに対応している
- 見積もり・工事内容を丁寧に説明してくれる
それぞれ詳しく解説します。
調査をして原因を特定してくれる
単に表面的な漏れを修理するだけでなく、根本原因を突き止めたうえで修理してくれる業者を選びましょう。
- 雨漏りの再発リスクを減らす
- 最小限の修理で済み、費用も抑えられる
✅ 原因特定力は業者選びで最重要です!
アフターフォローに対応している
施工後、万が一のトラブルにも対応してもらえるかを必ず確認しましょう。
- 無償点検・再補修対応があるか
- 施工保証期間が設定されているか
✅ アフターサービスがしっかりしている業者は技術力にも自信がある証拠です。
見積もり内容や補修内容を丁寧に説明してくれる
施工内容・費用内訳をきちんと説明してくれる業者は信頼できます。 逆に、不明点への回答が曖昧な業者は避けた方が無難です。
✅ 納得できるまで説明してくれるかを確認ポイントにしましょう!
災害による雨漏りは火災保険が使える場合も
台風や突風などの自然災害が原因で雨漏りが発生した場合、 火災保険で修理費用がカバーできる可能性があります。
- 被害箇所と建物全体の写真を撮影しておく
- 被害から3年以内に申請が必要
✅ 少しでも該当しそうなら、保険会社や保険対応可能なリフォーム業者に相談するのがおすすめです!
サッシからの雨漏りは早めにプロに修理してもらおう
たとえ小規模な雨漏りでも、放置すれば家の寿命を縮めるリスクが高まります。 応急処置 → 早めの業者相談を心がけましょう!
プロに依頼すれば、
- 原因を特定した確実な修理
- 再発リスクを防止
- 火災保険活用などコスト負担軽減サポート
が受けられます。
もし雨漏り修理に関してお困りの場合は、弊社までお気軽にご相談ください!
よくある質問(Q&A)
Q. サッシからの雨漏りは放っておいても大丈夫? A. 放置すると建物内部の劣化やカビ発生につながり、修理費用も高額になるリスクがあります。早めの修理をおすすめします。
Q. サッシの雨漏りの主な原因は? A. コーキングの劣化、引き違い窓の浸水、ゴムパッキンの劣化、外壁のヒビ割れなどが考えられます。