耐震リフォームのタイミング

耐震リフォームすべきかCheck!

耐震リフォームの目安は築10年といわれており、外壁や屋根が劣化しはじめる頃と同じタイミングです。外装が劣化することで防水効果が低下し、雨など室内に入り込むことでさらに家にダメージを与えてしまいます。耐震強度がより低くなるため、家の外装に劣化がおこる時期と共に見直してみるのがおすすめです。


耐震リフォーム対象の建物と必要なワケ

耐震リフォーム対象の建物と必要なワケ

1.1981年以前に建てられた家

1981年、地震災害に強い建物を建てるべく新耐震基準(震度6強から震度7の揺れでも建物が倒壊せず、最低でも「人の命が守られる」水準)が設けられました。そのため、1981年以前に建てられた建物は現在の耐震基準を満たしていない可能性があり早めに耐震補強を行なう必要があります。

1981年以前に建てた家は耐震補強が必要!

2.壁面積が少ない家

壁が少なく、外壁の多くが扉や窓になっている建物は強度が低くなります。強度を高くするには壁の配置がバランスよく設置されている必要があります。壁面積が少ない建物でも、土台となる1階部分の壁と扉・窓の比重がバランスよく設計されているかを確認することが大切です。

壁が少ない家は要注意

3.築年数が古く劣化している家

築年数が20年ほど経過すると、屋根や外壁の劣化が進むだけでなく、シロアリの発生や配管が破損するなどのおそれがあります。また、木造住宅になると、築30年が寿命ともいわれています。築年数が増すと様々な場所で劣化や破損が起こるため、建て替えや家全体のメンテナンスが必要となります。

築年数20年ほどの家は劣化が進んでいます

4.地盤に不備がある家

建物の強弱だけでなく、地盤に問題がある場合もあります。ひびが入っていたり地盤沈下を起こしている場所では、いくら建物が強くても地震が起きれば影響を受けやすくなります。2000年以降の新築一戸建ては建築前に地盤調査を行い、地盤が悪ければ地盤改良を必ず行うため、当時の調査結果や工事に関する資料が残っており土地の状態を知ることができます。しかし、それ以前に建てられた建物は地盤の状態が不明な場合があるので調査することが大切です。

2000年以前築の一戸建ては地盤の状態に注意


耐震リフォームの種類

耐震リフォームの種類

耐震

耐震

耐震とは、建物の強さで地震に耐える構造のこと。耐震壁などを設置することで建物自体の強度を向上させ、地震による倒壊や損傷を防ぐものです。地盤や立地を選ばない、工事が安価で簡単という点から、多くの住宅で採用されています。
建物と一体となって地震のエネルギーを受け止めるため、上階へいくほど揺れが大きくなる、揺れを繰り返すと建物にダメージが蓄積されるといった点は注意が必要です。

制震

制震

制震とは、地震の揺れを吸収する構造のことです。錘やダンパーなどの制震装置を設置することで、地震による揺れを軽減し、建物へのダメージを減らします。上階ほど揺れが増す高層ビルなどの建物に特に有効です。
繰り返しの地震にも強く、耐震住宅にも導入しやすいというメリットがありますが、間取りに制限が生まれる可能性がある、耐震と比較するとコスト高であるというデメリットもあります。

免震

免震

免震とは、地震の揺れを建物に伝えない構造のことです。基礎と建物の間に免震装置を設置し、地盤と建物を切り離すことで、建物に伝わる地震の揺れを大幅に軽減。大きな地震にも有効で、内装のダメージも軽減されます。
しかし、基礎と建物が離れているため、台風などの強風の際に建物が揺れる、設置、維持にコストがかかるなどのデメリットもあります。


耐震リフォームご依頼の流れ

お問い合わせ

1.お問い合わせ

屋根塗装やその他専門スタッフが親身に対応し、リフォームをお考えの部分やご希望などをお伺いいたします。お気軽にご相談ください。

ご訪問・ヒアリング

2.ご訪問・ヒアリング

お客様のご都合に合わせた日時に担当スタッフがお伺いさせていただきます。お悩みやお困りごと、ご相談など何でもお話しください。

現地調査

3.現地調査

プロの目で現場を入念にチェックさせていただき、正確な寸法を計測しつつ、ご希望などをお伺いし具体的なプラン作成の参考にさせていただきます。またお客様が気づいておられない隠れた症状が見つかる事もあります。

お見積り提示・ご説明

4.お見積り提示・ご説明(2~3回)

現場の調査をもとに現在のお悩みに一番ベストなプラン・お見積りをご提案させていただきます。お客様とプランをもとに、具体的な工事の内容、流れや日程、実際に使用する商品について、丁寧にご説明させていただきます。ご心配なこと、疑問点がございましたら担当スタッフに何でもお尋ねください。

ご承諾・ご契約

5.ご承諾・ご契約

ご提案内容にご納得いただけましたら、契約となります。着工前には、担当スタッフがご近所の方々へご挨拶をさせていただきます。ご安心いただけるよう、ご挨拶だけでなく工事中の注意事項もご説明させていただきます。

日程調整

6.日程調整

工事開始日は、お客様のご状況に合わせてご相談させていただきながら決定します。

工事着工

7.工事着工

工事中は担当スタッフが定期的に現場に足を運びます。工事が順調に進んでいるかだけでなく、現場で問題が起きていないかご近所にご迷惑がかかっていないかなど、細やかなチェックをさせていただきます。また進捗状況も定期的にご報告いたします。ご質問があれば遠慮なくおたずねください。

工事完了~お引渡し

8.工事完了~お引渡し

無事工事が完了しましたら、お客様お立ち会いのもと仕上がりをご確認いただきます。工事完了書にサインをいただいた後、お引渡しとなります。

お支払い

9.お支払い

工事費用については、着工前と工事完了後にいただいております。お支払い方法も契約時にしっかりとご説明いたします。「保証書」を発行し、工事完了後もあなたのお住まいを責任をもってお守りいたします。何かお気づきの点がございましたら、お気軽に担当スタッフまでご連絡ください。

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