夏の暑さや冬の寒さ対策に加え、近年増加している豪雨や台風対策として窓を守ってくれるのが雨戸です。取り付け費用がかかることに加え、見た目などから「設置しない」というお宅も少なくありません。
ですが断熱を目的とした断熱雨戸は、設置するだけで様々なメリットがあります。そこでぜひ知っていただきたい断熱雨戸の魅力や気になる費用について詳しくご紹介します。
【高機能な断熱雨戸】なにが魅力なの?
断熱雨戸は雨戸の中に断熱材が入ったものです。通常の雨戸と違い、以下のような効果があります。
・夏の日差しが部屋の中に入り室温が高くなることを防ぐ
・冬の夜間に部屋の暖かさが外に逃げてしまうのを防ぐ
・冬の結露を防ぐため室内の湿度を安定させる
雨戸でも断熱効果はある程度得られますが、断熱材が入っていないので雨戸自体が夏は熱さ、冬は冷たさを持ってしまいそれほど高い効果は得られません。また、雨戸の設置には以下のメリットもあります。
・雨風から窓を守る
・防音の効果
・防犯の効果
このように雨戸の設置は様々な面で魅力です。最近では、電動式で室内にいるままで雨戸を開閉することもできるタイプもあるなど進化しています。
雨戸のリフォーム費用
今ある雨戸を断熱雨戸に替えたい、また新しく断熱雨戸を設置したいと考えている場合、気になるのが設置にかかる費用です。そこで、交換する場合と新しく設置する場合と、それぞれの費用の相場を見ていきましょう。
交換(取替)の場合
断熱雨戸は通常の雨戸に断熱材を注入したもので、窓の大きさにもよりますが本体の価格は2万円前後です。これに取り付けの工事費などがかかります。
すでに雨戸が設置されている場合、壁に穴を開けるといった追加工事が不要なので、交換費用は1枚につき3万円程度です。
ただし引き違いタイプをシャッタータイプに替えるなどした場合は、8万円前後かかることもあります。また交換の場合は古い雨戸の処分費用が1枚につき5千円程度必要です。
新しく設置する場合
雨戸がない窓に新たに雨戸を設置する場合、壁に穴を開け、雨戸シャッターを収納するケースなどを設置する必要があります。そのため費用は雨戸を交換するよりも高くなります。
雨戸1枚に5万円程度はかかります。また2階、それ以上の部屋の窓に雨戸を設置する場合には、足場が必要となりますので、10万円以上かかることもあります。
交換の場合も新しく設置する場合も、1ヶ所だけでなく複数箇所の設置であれば割引をしてもらえるところもあります。
雨戸のリフォームは「外壁塗装と一緒に」がお得◎
家の断熱効果を高めるために断熱雨戸のリフォームを考えているなら、外壁塗装と一緒にお願いすることでお得になります。ここではなぜ外壁塗装と一緒ならお得になるのか、その理由をご紹介します。
なぜ、外壁塗装と一緒にするとお得なの?
今ある雨戸を断熱雨戸に交換する、また新しく断熱雨戸を設置する場合、外壁塗装と一緒に依頼するとお得です。その理由として、以下の2つが挙げられます。
1.築年数によっては外壁が劣化しているため
雨戸をリフォームする場合、設置から時間が経っているため、外壁が劣化している可能性があります。外壁が劣化してひびなどが入っていると、雨漏りの可能性が高まります。追加工事が必要にもなるため、事前に点検をしておけば二度手間になることもなく工事費の節約にもなります。
2.2階以上の部屋にも雨戸を設置する場合足場が必要になるため
2階以上の部屋に雨戸を設置する場合には足場が必要となります。外壁塗装をする場合にも足場を組む必要があるため、雨戸の設置と外壁塗装を一緒にお願いすれば足場の設置代が1回で済みます。
雨戸を含めたリフォームはぜひくらいす住建へ
家の断熱効果をアップさせたいなら、通常の雨戸ではなく断熱雨戸の設置がおすすめです。
ただ、工事中にリフォームの必要な箇所が出てくることもあるため、雨戸以外のリフォームの可能性も考え、現地での調査と見積もりを依頼するようにしましょう。
弊社では雨戸だけでなく家全体のリフォームについてもアドバイスさせていただいております。見積もりは無料となっておりますので、ぜひご相談ください。